土地家屋調査士の仕事として土地の登記の作業がありますが、法務局の所管する地図を訂正する作業を
行うこともあります。法務局にある地図（通常公図とよんでいます）は土地の配置や隣接関係を示しています
しかしながら、元々の公図は明治時代に作られ、写したりして新しく再製しながら、今日まできたので
誤った記載がなされている場合があります。それを正しく訂正する作業が地図訂正です
この作業は非常に丁寧な調査が必要となります。また多くの隣接関係者の協力が必要となります
しかし、地図の誤りを放置するのは得策ではないです
誤りが証明できる場合はよいとしても、時間が経つと関係者がいなくなったりして証明できなくなる場合があり
早めに手を打つ方が得策といえます
最悪の場合、里道を買い取りすることになる場合もあり、多額の費用がかかってしまう場合もあります
様々なケースがあるので、気になる場合はお近くの土地家屋調査士さんに相談してみてくださいね