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境界についての一例 その2


CAD66_02.jpg

さてしばらく空きましたが田んぼの境界についてのお話です

率直にいうと田んぼについての境界は通常法面(のりめん)の尻の部分

つまりAの可能性が高いです

ただしそうでない場合もあります

といいますのは通常田んぼの法面は土である場合が多いです

したがって崩れてきてはまた盛るという作業の繰り返しとなります

そうなるとどうしても境界がずれてくることもありえます

また元々最初に段差を作った際に協力して作った場合などは

法面の真ん中に境界があることもありうるのです

結局境界というのはお互いの認識やその土地の持つ歴史に他なりません

どういう経緯で今のような姿になったのかを丹念に調べあげて、あぶりだすことが

境界の確認という作業です

境界でもめないようにするには、隣地との境界についての認識や歴史を共有することが

大事だと思います(ご近所付き合いという意味でも)

その上で言った言わないにならないように書面や現地に境界標を入れるなどの措置を

とることによってお互いに認識を共有することが大事だと私は思います

くれぐれもいっておきますが、相手に自分の意見をおしつけたりことはトラブルの元です

専門家を介して冷静に処理するのが賢いやり方です

ご自分でお話するのはよいのですが、関係性がこじれてから専門家に相談しても

手遅れの場合があります

ご注意あれ


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